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オルソケラトロジー レンズのご紹介
寝ている間に近視矯正。日中は裸眼でも良好な視界。
小児では近視の進行を抑える効果

更新:2022年9月7日

当院では、『オルソケラトロジーレンズ』で角膜矯正により視力補正する治療法も行っております。

『オルソケラトロジーレンズ』の処方には一度診察を受けて頂く必要があります。
ご興味のある方はご来院いただき直接医師にご相談ください。

オルソケラトロジーとは

オルソケラトロジーということばをご存知でしょうか?
オルソとはギリシャ語で「正規の」という接頭語で、整形や矯正という意味でも使われます。ケラトは角膜のことで、オルソケラトロジーは角膜を矯正することで近視を治療するという意味です。
この治療法は手術ではなく、特殊な形状の高酸素透過性ハードコンタクトレンズを夜間つけたまま睡眠して、日中は裸眼で良好な視力を維持するオルソケラトロジーは、近視の矯正効果だけでなく進行も抑制することが知られており、サッカーや野球など眼鏡を掛けにくいスポーツをしている学童の近視矯正と進行予防に向いている方法です。
近視の進行を抑制する方法には、低濃度アトロピン(マイオピン)点眼、多焦点眼鏡やコンタクトレンズなどがありますが、オルソケラトロジーの近視抑制効果が最も有効とされています。
保護者の監督のもと、通常のHCL以上に入念な洗浄や消毒のレンズ管理が求められるとはいえ、適切に行われるのであれば有効な近視抑制の選択肢になると思われます。

近視の進行を子供のころから予防する

近視の有病率は世界的に増加し、発症は低年齢化しています。近視に早くなれば度数も強くなり、単に遠くが見えない屈折異常であるだけでなく、黄斑変性や網膜剥離、緑内障など深刻な眼の病気のリスクが有意に高くなると報告されています。
最近の眼科検査機器の進歩によって近視の進行の主原因が眼軸長の伸展であることが明らかとなり、予防には子供の頃からの眼軸長伸展抑制が必要ですので近視の進行を抑制にはオルソケラトロジーの近視抑制効果が最も有効とされています。

夜にレンズを着ければ、日中は裸眼でも良好な視界。※

オルソケラトロジー治療は「オルソケラトロジーレンズ」というコンタクトレンズを寝る前に装用して、 寝ている間に眼の角膜を矯正する治療方法です。 日中はレンズをつけなくてもよいので、快適な生活が送れます。
※効果には個人差があります。

他の矯正方法との比較

  長所 短所
眼鏡
  • 手軽にかけたりはずしたりできる
  • 手入れが簡単である
  • 激しい運動には不向き
  • レンズがくもったり、視野が狭くなったりする
コンタクトレンズ
  • 強い近視や乱視・遠視でも矯正できる
  • 容姿に影響を与えずに使える
  • 眼鏡に比べると手軽にはつけはずしできない
  • ゴーグルなしで水泳には使えない
オルソケラトロジーレンズ
  • 日中は裸眼で過ごせる
  • 中止すれば2週間程度で元の角膜形状に戻る
  • 夜間に継続してレンズを装用しなくてはならない
  • 強度近視や乱視・遠視は矯正できない
レーシック
  • 常に裸眼で過ごせる
  • ケアの手間や追加費用がかからない
  • 外科手術が必要で、元の角膜形状には戻せない
  • 18歳以上でないと手術を、受けられない

※上記は一例です。

詳しくはメニコンホームページをご覧ください。

メニコン『オルソケラトロジーレンズのご紹介』はこちら



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